『ロータリーの友』は、国際ロータリー(RI)の認可を受け、ロータリー・ワールド・マガジン・プレス(『THE ROTARIAN』とロータリー地域雑誌の総称)の一員として発行されているロータリーの地域雑誌です。 ロータリーを語る時、ロータリーを思う時、私たちの心の中には各人にとってのロータリーが広がっているはずです。一人ひとりの読み手の生き方によって読み方が異なってよいと思います。なぜ『友』を読むのか、の答えの一つがそんなところにもあるように思います。

2024年8月4日日曜日

2024年8月号ダイジェスト

 今月から表紙は障害者アートに変わりました。『俺、バット振る』。表と裏の表紙を

合わせてみると、バットやグローブ、ホムベースなどが勢いよく描かれています。

ハンディを持つ方の表現力とパワーを紹介するこの企画は素晴らしい。

 

表2には今月も

「あなたのロータリーマジックを募集します」告知。

ロータリー公共イメージコーディネータと「友」がコラボし

自らの体験談から、ロータリーマジックRI会長のテーマを、

身近なものにしようという試みで締切は8月31日。

P5 RI会長メッセージ

ロータリーのマジックを発動させる力はクラブへの帰属意識。

クラブは時として変化を余儀なくされることがあるが、

行動人としての我々は障壁の裏にチャンスが有ることを知っている。

行動計画は、その成功への道を見つける手助けをしてくれる

アーチック会長は、クラブや親睦グループの例を引いて、

帰属意識を持って道を照らせば、その道はクラブ。地域社会、

そして世界の明るい未来へと続いている。と言っておられる。

 

P7~15会員増強・新クラブ結成推進月間の特集

新しいクラブ 新しいスタイル

行動計画の土台となる4項目の一つ参加者の基盤を広げる

そのための取り組みとしてRIは

新しいスタイルのクラブ」

多様なロータリー衛星クラブを推奨している

その例が

 入会を断られた理由を調査し、その要望に答える新クラブを立ち上げ

例会時にロータリー学習タイムを設け、他クラブとの交流を深め

既成概念に囚われない事業を遂行しているクラブ

スポンサークラブ主導ではなく元ロータリアンが再集結し、

古き良き伝統と新しいクラブのあり方を同居させた衛星クラブ

「何か役に立ちたい」と思っているのに、行動を起こす機会がない

沖縄の女性を結集し、地域の女性問題解決を目指す衛星クラブ

財団学友と米山学友で構成された世界で初めて?の

多国籍新世代クラブ          が紹介されている。

 

新しいスタイルのヒントとして

 

Hint 会員満足度調査を実施し、時代に即した例会や事業を行う

Hint 新会員入会後のケアを手厚く行異歓迎ムードを作る

Hint クラブ独自の会員種別、

1 シニア会員 ②ウェブ会員 ③家族会員の種別を設け

会費面、出席面での便宜を図る

Hint クラブ全員のアンケートから改善点を見出し、会員候補者のための

会員拡大懇親会を企画、体験談や余興で楽しいと感じさせる

Hint ITを活用、クラブ独自のアプリを開発し、出欠確認から

名簿の管理まで、全会員にロードしてもらい、

徹底して解説すれば極めて便利なツールとなる

P16-21

Whats D E I

国際ロータリーDEI諮問委員 宮里唯子さんに聞く

DEIの今 

DEI諮問委員会とは、異なる人種の、障害者、性的マイノリティと弁護士等、

8人で構成され、リエゾンとしてRI理事とTRFも名前を連ねる。DEI意識調査の結果を踏まえ、RIの各部署からの報告を受けどのように協力するかを議論している。特にRAが多い青少年諮問委員会からは「他のプログラムから孤立している」「ロータリーに歓迎されていない」等の課題が提起された。DEIについて日本は未だ発展途上国

であり、伝統的価値観を重んじるロータリアンがまず、女性や若者の声に耳を貸さなければならない。往年のロータリアンは「ロータリーは量じゃない質だ」とよく言うがジェニファー・ジョーンズ元RI会長の

Rotary is Quantity of Quality ロータリは素晴らしい人たち(質)が

大勢集まる(量)団体です。という言葉の意味を考え、DEIの意義を考えよう。

 

全国でチャレンジしてほしい

バリアフリー演劇

東京演劇集団風×東京荒川RCのバリアフリー演劇プロジェクトが

地域を巻き込んで「ヘレン・ケラー~ひびき合う」を主催。障害者や一般市民

750名が観劇した。

バリアフリー演劇とは

すべての人がしむための工夫として

1, セリフの字幕表示+手話通訳

2, 手元で聞く音声ガイド

3, シナリオと演出の工夫

4, 舞台を見学

5、役者との交流

といった仕組みが取り込まれている。

主催者の荒川RCは

「この演劇なら、まさに共生社会実現に向けて、地域の様々な人に

スポットを当てられる。そこに大きな可能性を感じる」として

地域の自治体や文化団体、教育委員会、社会福祉協議会、地域の団体、企業

に働きかけ協力を取り付けた。

最後にイベント運営には何が必要か具体的に解説されている。

 

すべての人が楽しめる演出、講演前に舞台にみんなを上がらせ

役者が舞台説明をするのも珍しい演出でなるほどよく考えられえいると

感銘を受けた。

 

P22-27

2024シンガポール

国際大会

シンガポールのランドマーク「マリーナベイ・サンズ」で

世界から14,660人、日本から2,516人の最多登録で開催された、

本会議では、頭部に銃弾を受け右半身不随という絶望から立ち直った体験

男性中心のロータリーについて辛口発言をし、万雷の拍手を受けた

女性起業家ロータリアン。開会式ではゴードン・マッキナリ-RI会長夫人が

美しい美声を披露した。

日本からの参加者は治安の良さと国際交流の楽しさなど感動を語っている

最後に「世界中から集まった笑顔」ひときわ華やかな頁では、民族衣装や

開放感を小著するかのような衣装のオンパレード。

これだけでも国際大会の楽しさは十分伝わると思う。

 

P28-29

 

特別寄稿

私の人生を変えた18歳の経験

イアンG.・マッケイ駐日カナダ大使が18歳の時、

ロータリー交換学生として下関に派遣され40年ぶりに

駐日カナダ大使として来日。その思い出を語った。

教科書で学ぶことができない本当の日本を知り、

成長痛の中でたくさんの地元の方からの支援や励ましで成長し、

ロータリアンには、多忙なビジネスマンが

地域奉仕にコミットメントする姿に感銘を受けた」と

 

 

P30-31

よねやまだより

今回は米山記念奨学事業の基礎知識

奨学金制度について

RIから国内全34地区の合同活動と認められているに品独自のプログラム。

海外、特にアジア諸国の在日留学生を対象とした制度で、

2024学年度は926人、これまでに4,133人を受け入れている。

この頁ではその事業のあらましが紹介されている。

 

P32-33

People of action around the globe

世界中で活躍する「世界を変える行動人」

● 北アイルランドの高齢者施設の造園事業、

● リベリアの再利用可能生理用ナプキンの製造販売事業の立ち上げ

● べリーズの学校校舎の公園の改修

● タイの水の安全と溺死防止(世界一溺死率が高い)

● コロンビアの識字率向上の取組

が紹介されている。

 

P34-41

RI理事会メンバーの紹介とRI及びロータリー財団の国内委員

日本国内の各種委員会委員財団専門家グループ、

日本国内34地区ガバナー事務所の紹介

 

 

P42-46

ROTARY AT WORK

スペースが柔軟な配分になって非常に読みやすくなったと感じる。

各地区、各クラブがそれぞれに取り組んでいる事業やクラブ運営が

紹介されている。「これは!」と思う記事を見つけて

クラブの事業に反映させてみるのもクラブ活性化の一つの手段

だと思う。今回も2730地区からの投稿は無し。ちょっとさみしい。

 

P47

ロータリー行動計画のアピール、QRコードを読み取って入れる。

P48 

地区大会の略報

2023-24年度残り

P49

ELEVATE ROTARACT

RACとRCの協働効果が紹介されている。今回は横浜南RAC

P50

NEW GENERATION

縁あってロータリに触れた若者たちの現状。

今回はローターアクターからの寄稿

P51

パズルと詰碁

P52-53

エバンストン便り

RI理事会の動き、RIの現況(会員数、クラブ数外)とロータリー財団の現況

ロータリーの活動を資金面でバックアップするのが財団。様々な補助金、

END PORIO NOW、平和フェローもすべて財団の資金です。

関心のある方は是非お読み下さい

P54 

RI指定記事 

マロニーロータリ-財団管理委員長からのメッセージ

ロータリーの徽章について書いておられる。ロータリーの徽章、

この襟ピンを着ける時、自分にとってこの歯車は

世界で良いことをする私達の旅路の「循環と活動」も象徴する。

新しいクラブが結成され、歯車回るたびにロータリーは成長し財団も成長する。

なるほど・・・と思った後で「あれ?この襟ピンは使用できなくなるんじゃなかったっけ?ブランディングはで黄色とアーズルのロゴバッチに変わるのでは?

と思ったんですが、誇りの象徴としての徽章は金とロータリーブルーで

永遠のものだと判りました。徽章はこれからも着けて良いそうです。

P55-58

諸々のお知らせ、友への応募要項もこのページです

 

 

ひっくり返して縦組みに移ると

表4 ロータリーの友電子版PR『ロータリーの友私』

P4-8

SPEECH

全国の大会、講演会プログラムからチョイスした講演の要旨

今回は、企業や商品のロゴマークを企画制作するTSDO代表の

グラフィックデザイナー佐藤卓さん。

東京芸大卒業後、「明治おいしい牛乳」や「ニッカのピュアモルト」

パッケージデザインなどを手掛け、10年前から岐阜に移り住み

美濃焼のコミュケーションデザインに携わっておられる。

デザインをしていないようなデザインにしたい

人と物、人と人物と事、いろんな存在の間を適切に繋ぐには

何よりも「気遣い」が大事とか

一般名詞をそのまま商品名にしたおいしい牛乳やピュアモルトは、

まさにその通りだと思った。

現在はラーメンどんぶりで美濃焼を世界に向けて発信しよう、

デザインには物語を込めることが重要と頑張っておられる

デザインは芸術・美術ではなくすべての人の営みの中にある。

同業者の端くれとして私も、全く同感です。

 

P9-12

この人訪ねて

日本中のユニークなロータリアンを取材するこの人訪ねて

今回は、知床の無歯科医地区に開業して17年。

診療所の2階で地産食材を料理する歯医者さん

北海道斜里RCの丹羽修二会員

開業以来、急激に斜里町の幼児の虫歯罹患率が減少した

という本職の実績もさることながら2階のサロンが驚き。

人呼んで「キッチン丹羽」。作家の椎名誠さんが

「すし握る歯医者」とエッセイに書くほどの腕前とか

羨ましい限りである。

 

P13

にっぽんふうど

ロータリアンが書いたエッセー、ページの色使いも優しくて

気軽にちょっとした薀蓄が学べる

今回は「かぁけぇ(食わんか」といって出される蕎麦食の話。

北東北は冷害に備えて、そばを栽培しせんべいわんこそば

そばかっけを供する昔、コメがないと殿様にアピールする

つもりで出したわんこそばがおかわりするほど殿様に受け

思惑が外れたことに由来するらしい。

 

P15-16

俳壇・歌壇・柳壇

P16-19

友愛の広場 FRIENDSHIP PLAZA

何か言いたい、何か書きたい、ロータリアンのためのコーナー

日頃思うことや、海外体験、感動体験、時局雑感など何でも可。

ロータリアンは結構、一家言を持った方が多い。

 

P20

卓話の泉・私の一冊

卓話の泉友編集部に送付されたクラブの会報、週報に掲載された

卓話の中から選ばれる。

今回は馬と人のうまい関係乗馬に使われる馬銜(くつわ)の話。

馬の口の中に装着し、これに連結する手綱を引くと

馬に刺激を与えて制御する。車のハンドルとブレーキのような働き

乗馬は、手綱一本で馬との信頼を築くスポーツなんだなぁ

P21

ロータリーあるある相談室

結構「あるあるそういう事」とか「いるいるそういう人」とかの話題は多い。

今回は「女性会員の入会」問題。DEIが推奨されるロータリーで

問題になるはずのない一件。でも強引に進めれば

ほとんどが上手くいくみたい。本音と建前は違うということか・・・

経験豊かなPDGが答えてくれるコーナー。

P22

最後が「声」

友を読んで感激したり、共感したり、逆に「そレは違う」と立腹したり

そうう感想を集めたコーナー

 

 

2024年7月11日木曜日

ロータリーの友 2024年7月号ダイジェスト

 年度最初の表紙はステファニーA.アーチックRI会長の写真。

表2にはRI会長のテーマ「ロータリーのマジック」に因んで

「あなたのロータリーマジックを募集します」

という告知が掲載されている。

ロータリー公共イメージコーディネータと「友」がコラボし

自らの体験談を思い起こさせようという企画。

他人事のようであったRI会長のテーマを、身近な体験として

引き寄せようとするものでちょっと面白い。

P5

機関誌ロータリーの友の総責任者、高野孫左衛門PDGが、

今年度RIの活動沿った「友」の編集方針

「学びとインスピレーションを提供る『友』を目指して」

解説し、最後にクラブや地区であまり理解されない友代表委員を援護

 

そしてRI会長メッセージ

ロータリーの究極の目標は平和構築であり、

そのためにはクラブが明確な行動計画とインクルージョンで

マジックを起こすことが大事、その延長線上にある平和構築の可能性を

RI会長主催の平和会議で探ろう」と呼びかけてい

 

次がThe Playmakerアーチック会長の素顔

熱狂的なスポーツファンで実家の地下室は

地元のスポーツ関連グッズで埋め尽くされているとか、

東欧からの移民の子孫でお父さんはポルカバンドのアコーディオン奏者、

彼女も彼女の親戚も歌手、歌うことが大好き

歩くより先にポルカを習ったと言う程、自らのルーツと家族を大切にしている。

子供の頃は少女探偵ナンシーに夢中でスパイに憧れ、

大学時代に数ヵ国語をマスターしFBI、CIAに応募、東欧出身のため

身辺調査が長引き採用通知が来た時にはもう別の仕事に就いていた。

キャラクターも個性的だが、ロ-タリー入会後の活動も特筆される。

ロータリーの行動計画を利用し、新しい視点でクラブ運営を見直し

楽しくて参加しやすいクラブを新設している。中でも例会を行わず

PBRナイト(Pパスタ・Bビール・Rロータリー)を行う衛星クラブは

今までのロータリーの常識を一新している。確かに楽しさを共有し、

その魅力に惹きつけられた人はクラブから離れられなくなる。

「あらがえない魅力」irresistible charm

彼女のキャッチフレーズは、こういう事なんだと理解した。

P16-21

母子の健康特集

大規模Program A labor of love 愛情が支える活動

ナイジェリアでは出産の60%以上が医療・保健施設以外で行われ

82,000人もの妊婦と新生児の母親が死亡している

財団補助金を使ったナイジェリアの大規模プログラム紹介

悲惨な寸劇を通じて安全な分娩を訴える現地ヘルスワーカー

行政との協力による持続可能な支援の実現等、

ロータリーの活動の素晴らしさに感銘を受ける

P21-39

ガバナーの横顔

34地区の新ガバナーの紹介

仲間が語るガバナーの素顔とガバナー本人に尋ねた

1 自分を表す3つの単語
2 好きな映画や本、音楽とその理由
3 最後の晩餐に食べたいもの

因みに我2730地区、笹山義弘ガバナーの紹介

ホームクラブのメンバーでRAC活動支援の立役者、

岩澤浩二会員による、「アクト魂に始まる根性野郎」

3つの単語は、意外性の男、和を以て貴しと為す、ケセラセラ

好きな映画は「男はつらいよ」、最後の晩餐はお煮しめ・・・らしい。

 

P40-43

国際ロータリー理事会、財団管理委員会、米山記念奨学会、ロータリー文庫

それぞれの代表者が年度初めのメッセージ

P44-45

PICK OUT PROJECT

スリランカで水と衛生を支援

ローターアクターとロータリアンの協働

ロータリアンだけで活動したプロジェクトとは異なる感動と満足感を得た

という報告で、ローターアクターの発想と積極的な調査・準備活動を

ロータリアンが経験と集金力で支援するというものだが、

これからのプロジェクト実現にはアクターとの共同が必須だと感じさせる。

P46-51

ROTARY AT WORK

スペースが柔軟な配分になって読みやすくなった。以前は縦組みだったが、

今の横組の方が読みやすいし、写真の取り込み方もイベント、事業の雰囲気が

伝わるチョイスで印象的になったと感じる。

2730地区からは、出水RCのロータリー奉仕デー、海岸美化活動が投稿されている。拾うだけでなく、ゴミの種類を調べるという当地区特有のプログラム

紹介されていてチョット誇らしい。

ともう一つ鹿児島西RCのクラブロータリー賞の授与式。

消滅しつつあった鹿児島の芸者文化「てこしゃせん」を復活させ、

新しい町文化に昇華させた住吉社中の踊りが紹介されている。

P52-53

指定記事 ロータリーの優先事項

「インパクトをもたらす、基盤を広げる、適応力を高める」に基づく

RI委員の応募要項

P54

ELEVATE ROTARACT

ここでRACとRCの協働効果が紹介されている

P55

NEW GENERATION

縁あってロータリに触れた若者たちの現状。

今回はR平和フェロー(ローテックス)からの寄稿

P56

パズルと詰碁

P57-58

エバンストン便り

RI理事会の動き、RIの現況(会員数、クラブ数外)とロータリー財団の現況

ロータリーの活動を資金面でバックアップするのが財団。様々な補助金、

END PORIO NOW、平和フェローもすべて財団の資金です。

関心のある方は是非お読み下さい

P59-62

諸々のお知らせ、友への応募要項もこのページです

ひっくり返して縦組みに移ると

表4 RI会長テーマ、表3 カルガリー国際大会のPR 

P4-8

SPEECH

全国の大会、周年事業のプログラムからチョイスした講演の要旨

今回は、北海道厚岸で国産ウィスキーを製造する堅展実業(株)の

樋田恵一さん。アイラ島のスモーキ-なアイラモルトに憧れ、

北海道厚岸でしか造れないウィスキーを醸造し、

「唯一無比のウィスキー」をローカルからグローバルへ広めたい

という今どき貴重な夢追い人8年で世界の品評会

「ワールド・ウィスキー・アワード2024」で最優秀賞を取った

ボーモア、オルトモア、ブルックラディ、スモークヘッドを

がぶ飲みし、ラフロエッグで仕上げる呑兵衛としては

絶対飲んでやろうと思ってしまった。

P9-12

この人訪ねて

日本中のユニークなロータリアンを取材するこの人訪ねて

今回は、日本一の山小屋の主人、松本RCの赤沼健至さん。

北アルプスの女王燕岳の日本一人気のある「燕山荘」

650人収容「コロナの影響で現在は280人」の大山小屋を始め

5つの山小屋と海外トレッキングを企画する㈲天溪を運営する

燕山荘グループのオーナー。

学生時代はトロンボーン奏者でプロクラスだったほどで

今の燕山荘名物のアルプホーンコンサートはその経歴に由来する。

山小屋といえば、汚い(特にトイレ」狭い、食事がまずい、横柄で

禁止や、注意の張り紙だらけ、というのが相場だが、

燕山荘は社長自らがトイレを掃除し宿泊客の気持ちを優先する

山小屋をきれいにしたら女性客が増えたとか

息という字は自らの心と書く、悪意を吐き出して自然を汚さない

ようにしたいと語っておられた。

 

P13

にっぽんふうど

ロータリアンが書いたエッセー、ページの色使いも優しくて

気軽にちょっとした薀蓄が学べる今回はジンギスカンにまつわる話、

独特な匂いのマトンはタレに漬け込むことで食欲をそそり、

サッポロビールが美味い。マトン(羊肉)は第1次大戦で羊毛の輸入が

できなくなったため、北街道に種羊場を開設、羊肉の調理法が研究され

ジンギスカンが生まれた。北海道の特産品男爵は、開拓使川田龍吉男爵が

海外から持ち込み北海道で育てたのが始まり、羊は勿論牛の飼育にも適した

北海道牛乳生産国内の約半分。これがバターの原料。

また、スコットランドに近い気候はウィスキーを生み、りんご産地の余市で

生産を開始。果実産地の(大日本果汁株式会社)の略称から

日果(ニッカ)になったとか・・・今夜呑みに出たら喋ってみよう。

 

P15-16

俳壇・歌壇・柳壇

 

P16-19

友愛の広場 FRIENDSHIP PLAZA

何か言いたい、何か書きたい、ロータリアンのためのコーナー

日頃思うことや、海外体験、感動体験、時局雑感など何でも可。

ロータリアンは結構、一家言を持った方が多い。

 

P20

卓話の泉・私の一冊

卓話の泉友編集部に送付されたクラブの会報、週報に掲載された

卓話の中から選ばれる。

今回は「脱水症に注意」手が冷たい、舌が乾いている、肌を押しても戻らない、

脇の下が乾く、親指の爪の先を押すと赤みが戻らない

というときは脱水症状を疑う

 

P21

ロータリーあるある相談室

結構「あるあるそういう事」とか「いるいるそういう人」とかの話題は多い。

自己中の先輩、横柄な員、理不尽な人事、そんな時、どうすればいいか?

経験豊かなPDGが答えてくれるコーナー。

P22

最後が「声」

友を読んで感激したり、共感したり、逆に「そレは違う」と立腹したり

そうう感想を集めたコーナー