『ロータリーの友』は、国際ロータリー(RI)の認可を受け、ロータリー・ワールド・マガジン・プレス(『THE ROTARIAN』とロータリー地域雑誌の総称)の一員として発行されているロータリーの地域雑誌です。 ロータリーを語る時、ロータリーを思う時、私たちの心の中には各人にとってのロータリーが広がっているはずです。一人ひとりの読み手の生き方によって読み方が異なってよいと思います。なぜ『友』を読むのか、の答えの一つがそんなところにもあるように思います。

2025年5月12日月曜日

ロータリーの友 2025年5月号ダイジェスト


「表紙」「大好きな果物」陽光の園/田中真美さん

インパクトが凄い!ピンクのでっかい果実、これはりんごか

きっと大好きなんでしょうね。素直な色彩感覚が目を引き付け

また感激しました。

 

表2は2026年大規模プロジェクト補助金を申請しよう

3~5年間のプロジェクトで一つのプロジェクトに200万ドル

締切は2025年8月1日

 

 

P5 RI会長メッセージ。

今回のメッセージは、会長が事例を引用し解説するのではなく、

RYLAの参加者が、自分の体験と感動を自分の言葉で語り、

メッセージしようとするもので、

RYLAが若者の行動を通して現れるロータリーマジックであり、

青少年のリーダーシップは「ロータリーの未来」ではなくロータリーの現在

そのものだというメッセージに新鮮な感動を覚えた。

 

 

P7~11

 特集-青少年奉仕月間

―地域を上げてプログラミングコンテストを実施―

 

「八王子を日本一のデジタル先進都市に」という壮大な目標を持って

着々と事業を発展させてき八王子RCの取り組みは、クラブの域を出ない、ロータリーの枠を超えられない我々古いロータリアンにとっては驚きの

報告だった単年度制から継続制へクラブのあり方を変えるとともに、

ロータリーを超えて、地域と手を取り合うという

次年度のメッセージ「UNITE FOR GOOD」をすでに実行している、

という点で驚きだった。

実施組織を法人化し企業や学校、自治体まで巻き込んで小学生から中学生、22歳までの学生を対象としたプログラミングコンテストを実施する。

まさしく、世界が変化する、その礎となるのは、子どもたちへの教育だ

という提言が実感として捉えられた、と言っても過言ではないだろう

 

P11~16

 ガバナーのロータリー・モメント

今月は10件ものガバナーのロータリーモメントが寄せられている

やはり地区を牽引するリーダーの感動の一コマ、どれもそれぞれに印象深く、ロータリーへの愛着が感じられ。これはロータリーの機関誌としては

間違いなく必要不可欠なコーナーだと思

我が地区、笹山義弘Gのモメント、都城島津発祥祭りにポリオ根絶を

呼びかけ寄付を募るブースを出店。

山ノ内文治PDGが「薩摩日置鉄砲隊」を指揮して轟音とともに発砲。

まさしく「ポリオを撃て」ということでポリオ根絶を目指す

国際敵な努力への貢献を実感した。とレポートされてい

私も「友」の腕章を付けて最前線で取材、世界ポリオデーフォトコンテストで入賞させて頂きました。私にとってはこれが最高のモメントでした。

 

P17

クラブセントラルの案内

P18~19

「THE PARTNER ― 探訪 ⑥」

ロータリー関係事務所を探訪するという欄、

確かにRI日本事務局というと世界に6つしかない国際事務所と紹介

されていが、一般のロータリアンにはほとんど馴染みがない。

ロータリーという国際組織が円滑に運営されるためには大事なブランチ

だということを理解させるためには有用な組織紹介だと思

私は地区内で新クラブを結成した時、右も左もわからず、その時初めて

RI日本事務局の存在を知た。チャーターメンバーの登録で

職業・役職が英訳できない、参事って?主事?局長?管理官?・・・

その時、「日本語でいいですよ、こちらで記載します」と言って頂き、

何とか無事承認に漕ぎ着け。日本事務局の仕事を識ることって

大事ですよね。

 

P2021

よねやまだより

Campus&Diary

来てよかった日本、技術で結ぶ世界

インドネシア出身のカレンさん、福井工業大学で原子力を勉強中。

来日して、日本の仕来り、例えば敷金、礼金とか退去する部屋の清掃、

ゴミの分割などなど、インドネシアでは経験したことのない習慣に

戸惑いながら、原子炉の安全性向上という先端知識を学び、

日本の文化、伝統を知って、もっと母国を知りたくなったとか

 

P212

People of Action around the globe

中で活躍する「世界を変える行動人

 

P23~24

PICK OUT PROJEKUT

海も、国境も超えた宝の海プロジェクト

大牟田RCの「宝の海プロジェクト」も前述した青少年奉仕月間特集の「プログラミングコンテスト」もロータリーの枠を超えて、地域や自治体更には国境を超えたプロジェクトの成功例、というよりこれから更に発展が予想されるプロジェクトだと感じた。それぞれが、地域特有の環境や夢を持ち、スケールの大きさに躊躇することなく、同じ夢を共有する仲間と手を取り合って発展させていく素晴らしい具体例だと思う。ともう一つ、プロジェクトの円滑かつ発展的な運営には、オンラインやAI翻訳と言ったIT機能の活用が是非物モノになっている、そんな時代が急速に進展していると感じ

 

P26~28

ROTARY AT WORK

各クラブの奉仕プロジェクト担当者は必見のコーナー。

 

今月号では

国際奉仕でクラブの歴史を紡ぐ4年前に寄贈した14基の井戸の確認と支援するカンボジアの小学校訪問で、カンボジア最大、最高の小学校で児童たちが披露してくれた「涙そうそう」に感激。

教育不足の解消へ思いを一つに

ベトナムの農村に不足している校舎(教室)を贈ることを決め、現地で様々な人の協力を得て落成。遠く離れた地でも、思いを共有できる仲間がいれば必ず道は開ける・・と確信した。

スリランカの女性自助団体を支援

6000人のメンバーを有するスリランカの女性自助団体支援のため、現地を訪れ、ココナツオイル石鹸の安定供給のための機材を寄贈、将来的にはボディソープの生産で女性の自助に繋げたいとか

雪合戦で他文化交流

雪合戦の世界一を決める「昭和新山国際雪合戦」と同時開催のインターナショナル交流雪合戦に米山学友を始め16カ国54人もの参加があった。

学び深めるプレゼン大会留学生に日本語でスピーチする場を設ける

ごみ箱寄贈から地域の環境問題改善へ

子どもたちや奨学生と笑顔のボウリング大会

 

P29

2024-25年度地区大会略

RID2790  2750  2680  各地区

 

P30

ELEVATE ROTARACT

2840地区の前橋RACは

地下道の壁に絵を描く「アート空間プロジェクト」や市内のイベントに

ミニ縁日を出店したり、特筆されるのは、メンバーが市内の畑を借り、

野菜を収穫、販売や寄贈に当て、バーベキューまで行っていること。

 

P36

NEW GENERATION

縁あってロータリに触れた若者たちの現状

今回はフランスで夢を広げたローテックス、小林はる香さん。

大学でマーケティングを学び、児童養護施設を支援する団体を立ち上げ、

異文化交流の機会を提供している。意見の衝突こそが多様性の魅力、

他者の視点を理解しつつ共に成長することを実感している。

 

もう一人は「新しい経験が挑戦する力を養い成長を促してくれる」

という米山学友、趙天樹さん。社会に少しでも貢献したいから、

医療技術を学、更に、ロータリーのカウンセラーから学問と並行して

自然との向き合い方も教えてもらったという

 

P37

パズルと詰碁

P38

エバンストン便り

今月のポリオ現況は

パキスタン6名とアフガニスタン1

あと少しなかなか進まない

 

P39

RI指定記事 

マロニーロータリ-財団管理委員長からのメッセージ

マローニー財団管理委員長のメッセージにはいつも感動させられ

チャーチルの言葉「我々には振り返る余裕も権利もない、ただ前を見据え

なければならない」を引用して、アメリカのWHO脱会という局面に

あっても「今」という瞬間に裏方として立ち向かう、政治に左右されない

我々は、様々なパートナーと連携してポリオ根絶を実行する。

私達が守ろうとしている未来とその責任の重みを痛感する、

その言葉に、そうありたいし、そうしなければならないことを共感した。

 

P40

「パズルの答え/詰め将棋の答え」

P41~

お知らせ

 

 

ひっくり返して縦組みに移ると

P4-8

SPEECH

企業・組織におけるメンタルヘルスはなぜ大事か 

淳風会代表理事  理事長・東京大学名誉教授・川上憲人氏

企業におけるメンタルヘルス

「最近の若者は、気力がない、付き合いが悪い、文句が多い、自己主張

ばっかりで協調性がない」と経営者仲間からよく耳にする

確かに我々が若い頃は、上司や先輩から誘われたら「彼女と約束があっても

上司の誘いを優先したものだ、悲しい時代になったよなぁ」とも。

でもこのSPEECHを読んで、メンタルヘルスの重要性に気付かされた。我々は、部下の精神疾患(うつ病・発達障害)や精神的問題(ストレスや

不安)に気を配っていただろうか?もっと言えば彼らのディーセント・ワーク(働きがい)やウェルビーング(前向き思考)の相談に乗ってやる機会を

作ってやっていただろうか?

「そんなモノ、一緒に呑めば自然にわかってくるもんだよ」なんて言ってる場合じゃない。精神疾患や精神的問題は脳が他の臓器のように病気の状態にあるということ、だから、不満や不安を取り除いて病気を治してやる、あるいは、そうならない環境を整えてやる、これが企業に必要なメンタルヘルスだと記されてい。社員教育と並行して頭の硬い管理職の教育研修も必要であろう。ただ、理解できてもなかなか行動に移せるものではないとも感じ

とりあえず社員のストレスチェックから初めて見ようかな

 

 

P9-12

この人訪ねて

 

日本中のユニークなロータリアンを取材するこの人訪ねて

今回は、世界最大の虫食い算作家、「数独の父」との人生パズル

東京山の手RCの安福良直会員。

新聞、雑誌のパズル欄に関心がある人なら誰でも知っている「制作・ニコリ」のニコルというパズルの制作会社の社長。先代の創業者、鍛冶真起氏は、

ニューヨーク・タイムズで「素晴らしい失敗をした男」と紹介され、ニューズウィークでは「世界が尊敬する日本人100人」に選ばれている有名人。

素晴らしい失敗とは、鍛冶氏が名付けた「数独」「SUDOKU」が海外での

商標権を取る前に世界的に大ヒットして商標が取れず膨大な利益を

失ったからだとか。安福さんも、算数、数学が好きで書は列車の時刻表。

京大理学部に進み、数独に嵌まって、世界最大2万桁の虫食い算を作り、

段ボールに詰めてニコリに送りつけたという。大学卒業後は周囲の猛反対を

押し切って、社員たった6名のニコリに入社。世界に冠たるニコリに

育て上げた。うーんこの人も、十分変わっている。

多士済々、ロータリーには素晴らしいメンバーが居る。

 

P13

にっぽんふうど

今回は忘れがたい架空の食べ物編、

海底二万里の架空の食べ物、パンの木の実やクジラのミルク、イソギンチャクのジャムを切り口に、有明海の珍味を紹介。イソギンチャクの唐揚げ

「ワケノシンノス」(若者の尻の穴)、ムツゴロウ、ワラスボ、ヤリイカ、

アオリイカ・・・確かに見た目は火星人かエイリアン。

久保田秀男さんの文章、面白過ぎます。

 

P14-15

俳壇・歌壇・柳壇

P16-18

友愛の広場 FRIENDSHIP PLAZA

何か言いたい、何か書きたい、ロータリアンのためのコーナー

日頃思うことや、海外体験、感動体験、時局雑感など何でも可。

ロータリアンは結構、一家言を持った方が多い。

 

P19

卓話の泉・私の一冊

卓話の泉友編集部に送付されたクラブの会報、週報に掲載された

卓話の中から選ばれる。回は睡眠

睡眠はあらゆる生物に必要で、動物や昆虫はもとより海中のような原生動物も眠るらしい。睡眠不足はインシュリンやストレスホルモン、自律神経の乱れを招き、体と心の機能を低下させる。食欲に繋がるホルモンのバランスが崩れ

肥満の原因ともなる。これが無呼吸を招き、睡眠の質を低下させ悪循環に陥るとか、睡眠不足の判断は、日中眠くならなければ十分で、睡眠中にいびきや

呼吸停止、足の痙攣がある場合は、すぐ専門医に行くべしとも、我が身に照らすとこれはちょっとやばい。

 

私の一冊は柴田哲孝の暗殺

安倍晋三元首相の暗殺事件がモチーフになっている。

 

P20

ロータリーあるある相談室

結構「あるあるそういう事」とか「いるいるそういう人」とかの話題は多い。

今回は公共イメージの向上」ロータリー黙っていいコトするのが本領で、

自分たちがやったと自慢げに伝えるの嫌らしくないか?いう問題。

「公の人にいい印象を持ってもらうのだから、もっと軽く考えて」

「慈善は人に知られるもよし、知られざるもよし精神の貴族制を心に秘めて

日々の奉仕活動を楽しめばいい」と言うのがお二人の回答者のご意見。

私は逆に「慈善を一人で楽しむのは自己満足、もっと大きな広がりで

困っている人々を助けるには、活動の意義を伝え奉仕の輪を広げること

ではないか・・・と思うのだが。

P21

最後が「声」

友を読んで感激したり、共感したり、逆に「そは違う」と立腹したり

そうう感想を集めたコーナー

 

2025年3月13日木曜日

ロータリーの友 2025年3月号ダイジェスト

 


今月の表紙も
多才な障害者アート

「マンション」まあるい広場/石川将博さん

様々な人の思い、暮らしが色彩で表現されてい

発想が純粋で、素晴らしい。

 

表2ロータリーソングの募集。

クラブが誇る独自の歌を応募すれば6月号に掲載され

締切は3月31日

 

 

P5 RI会長メッセージ

[THE MAGIC OF ROTARY]についてのメッセージ、

今回はアーチック会長のイニシアチブの原点ともなった

「水と衛生」についてのマジック。

水プロジェクトはロータリーのインパクト、パートナーシップ、

生活改善への揺るぎない献身を象徴しているとも。

国際機関、地元団体と協力し合うことでマジックが輝く、

思想がぶれない、最もわかりやすい解説だと感じ

 

P7~17

 特集水と衛生月間 トイレが使えない恐怖

表紙の文字が怖い。

字面が感情を持つ。雑誌の編集にフォントの選定は大事なファクター

だと感じた。トイレ先進国日本、という書き出しも上手い。

だから水が止まった時大混乱が起きる、災害時の様々な具体例を紹介し、

おぞましい写真や漫画まで駆使してその恐怖をとことん伝え、

災害用トイレの備蓄やいざというときのための衛生管理に繋いでいく。

読み応えあり。

 

P1419

RI会長エレクト

「マリオについて知っておくべきこと」

新しいRI会長の紹介記事。そのストーリーには、

マリオ・セザール・マルティンス・デ・カマルゴ氏を語る

新鮮で素晴らしい言葉が溢れてい

その言葉を並べていくだけで彼の人柄、指導力のすべてが理解できた。

会長就任が決まった時の「ホントに良いんですか?」

同じロータリアンであるデニース夫人と共に

ロータリー財団のメジャードナーであること。

ブラジル印刷業界のコンサルタントであること。

憧れのピアノ、スタンウェイをプレス製造研修終了時に演奏し、

それを最後にピアノをやめたこと。

「印刷業者には無知を亡くす使命がある」

「ロータリーは最高のリーダーシップを学ぶ場」

「ロータリーの会長がすることは、人前で話すことと飛行機に乗ること」

「何も求めず、何も断らない」

会員増強のマリオと呼ばれ

「安定という言葉は人を安心させ、停滞という言葉は人を行動させる」UNITE FOR GOODというメッセージ

「人の欠点を探すのではなく、人の才能を見つける、

そこにロータリーの存在価値がある」

RI理事として環境を重点分野に取り込んだ人。

街を歩いて街を識るハイキングの愛好家、

三木明財団管理委員の発案で任天堂のスーパーマリオになり、

そのキャラクターになり切れる人・・・ホントにいい人のよう

 

P20

視点 ガバナーのロータリー・モメント

「バッジで繋がる・バッジが繋げる」

素晴らしいロータリアンとの出会いを語られた2770地区の女性G。

ポートランドのメイクアップ体験でパトカーで送迎され、

国情の違いに驚嘆された2790地区のG。

高校の大先輩でもあるPDGから「ロータリーの綱領は目的とすべき」

と時代に先駆けて諭され、没後感涙された2800地区のG。

賞は競うものではない、クラブの成長や地域への貢献のための推進力、

と目的を完遂された2820地区のG。

チームポリオの一員としてパキスタンでワクチン接種を体験、

世界とつながるロータリーを実感できたと語る2830地区のG。

エキサイティングな毎日の中で心に残るロータリーモメントが

「NEXT ONE」という2840地区のG。

「命は努力して得たものではないので勝手に使えない、

その答えをロータリーが教えてくれたというのは

論語読みの2580地区のG。

正月におかめ、ひょっとこになりいろんなロータリーファミリーを迎え、

おせち、お雑煮を振る舞っている国際派2590地区のG等々、

それぞれ違った味のあるガバナーの話は面白い。

 

P2425

THE PARTNER  探訪 

ロータリーの関係事務所を編集部が探訪するという企画、

今回はロータリー文庫一度も利用したことがなかったが、

文庫への年間アクセスは2万件もあるらしい。

東京RCの「50年史編纂事業」で集めた資料の散逸を惜しんで、

日本初のRI会長、 東ケ崎潔氏の事務所で開設、

RIの認可がなかったためRI関連の資料収集に苦労したという

個人の論文、意見、クラブや地区の記念誌なども収蔵されているので、

是非活用してみたいと思った。スマホでも検索でき

パスワードはG事務所に送られているそうが、誰も知らないみたい

そういう意味では「PARTNER」というページは役に立

 

P2627

よねやまだより

Campus&Diary

知れば知るほど・・・5年目の日本生活

一つの言語の中に「漢字」「ひらがな」「カタカナ」の

3種類があることに驚き日本に関心を持ったイタリアからの留学生

日本とイタリア、その習慣の違いに興味津々

約束の時間が守られる(イタリアは公共機関までルーズ)

24時間営業のコンビニ、テイクアウト商品の多さ

※ただイタリアにナポリタンはないらしい、日本のオリジナル

イタリア人の旅行は1箇所をじっくり

日本の旅行は写真を撮ったら即次へ

趣味は合気道、と妖怪を調べることとか

ユニバーサル観光を通じて世界の誰もが

一緒に楽しめる共生社会の実現を目指している。

 

P2829

People of Action around the globe

中で活躍する「世界を変える行動人

 

P30 

PICK OUT PROJEKUTO

知見を深め、知己を得る

第2700地区新会員研修会・交流会

地区をあげて衛星クラブ設立に尽力し、現在8クラブと国内最多の

衛星クラブを擁し、新設クラブ日本一基金(300万円)を開設、

会員数が減少から増加に転じた2730地区で

新会員研修会・交流会が開催された

退会者が多い入会5年未満の会員と全衛生クラブメンバーを対象にした

催しで対象者の40%、359人が参加したとう。

「ロータリーとは何か?」を学び知見を広め、交流会で知己を得る

というプログラムは大好評で、在籍会員の満足度を深め、

会員維持に努めることで会員増強に繋がるという。

我が地区でも、数年前から「新会員研修セミナー」を年に1度実施。

参加者が少なく、苦慮しているが、この記事には励まされた。

因みに今年は4月6日(日)RLIの神様、中村靖治PDGを招聘し、

都城での実施を計画している。2700地区の例を参考にしたい。

 

P31-33

ROTARY AT WORK

各クラブの奉仕プロジェクト担当者は必見のコーナー。

この半年でこのコーナーは見違えるほど堂々たるコーナーになった。

投稿の選定が変わったようで内容が面白く

各クラブの奉仕プロジェクトでも役に立つものが多くなった。

今月号では

思い出の写真で孤独を癒やす」集団生活から自活へ旅立つ児童養護施設の子どもたちへ、在所時のフォトブックを贈る。

進化するペンシルプロジェクト」

未使用に終わった鉛筆などを集め海外に贈るプロジェクトで

現在は、生活用品や野菜、飲み物も混じえ26年も続いている。

未来のスター選手が躍動」

他の大会で出場機会が得られなかった子どもたちのフットサル大会

プロチームや地元企業も協賛している

 

Xマスバレーボール大会」こどもの未来のための協働」

参加者へのプレゼントにメロンパンを配り、「手に手つないで」を合唱する

これは我が2730地区佐土原RCのRotary at Work

 

お馬さんたちとの時間を安全にたのしんでね

備前焼で深める地域住民の絆

 小学校で備前焼体験を行う

早朝の駅前で飲酒運転撲滅の軽薄活動」

 

P34

2024-25年度地区大会略

RID2570  2660  2550  各地区

 

P35

ELEVATE ROTARACT

2520地区の仙台泉RACは

仙台の名山泉ケ岳登山道と水神石碑の清掃活動や

地元のイベントに積極的に参加協力している。

地区全体での活動をと取り組むことで、クラブ会員同士の

交流と親交が生まれ活動の輪が広がる

 

P36

NEW GENERATION

縁あってロータリに触れた若者たちの現状

今回はローテックスのグラフィックデザイナー

「美しいデザインだけを提供するのではなく、人々が感じ、

行動するきっかけとなるようなデザインを生み出したい」

という素晴らしい意見。

私も同業者なので「その通り、そのまま頑張れ」と言いたいですね

デザイニングとは企むことと訳され

人の心を揺さぶるデザインを創作してほしいと切望する

もう一人は「やりたくない、それでもやるしかないなら

とことん楽しもう」というローターアクター

の二人が紹介されている。

P37

パズルと詰碁

P38

エバンストン便り

アメリカのWHOの脱退生命関するロータリーの声明が掲載されてい

アメリカのトランプ大統領が、何を血迷ったのか世界保健機構

WHO)からの脱退を表明し、

今まで協力してきたGPEIのパートナーを降りてしまったが、

ロータリーは「ポリオのない世界」という約束を果たすため

引き続きGPEIとの協力を決意したという表明。

予防可能なポリオからすべての子どもたちを守ることは、

今を生きる大人としてやらなければならないこと。

天然痘を根絶させたように、あと一息の頑張り、

これを否定することが人類にとっていかなる打撃となるのか、

まともな頭で考えろよトランプと言いたい心境です。

今月のポリオ現況は

なんと、なんとパキスタン名とアフガニスタン

夜明けは近い

 

P39

RI指定記事 

マロニーロータリ-財団管理委員長からのメッセージ

「ロータリーに入会すると、コップ一杯の水を見る目が変わる、

安全な水があることに感謝ずにはいられない」

マーロニーさんらしい人間味あふれる言葉で始まる

「水と衛生」に関する大規模プロジェクトについての推奨のメッセージ。

うちのクラブでもアフリカの不毛の地「ジプチ」への水利支援を

進めていが、安全な水を飲めない人が世界に20億人もいる

という現状を 安穏と安全な環境で生活する日本の誰もが

考えてみるべきだと痛感させられた。

 

P40

「パズルの答え/詰め将棋の答え」

P41~

お知らせ

 

 

 

ひっくり返して縦組みに移ると

P4-8

SPEECH

財産と命を守る防犯マニュアル 

犯罪コメンテーター・犯罪評論家・元警察官 佐々木成三氏

 

の講演は凄い。いちいち身につまされ

警察だけに頼らず自分で財産を守る時代 

IT化が進み高齢者が情報をうまくキャッチできない。

そこが特殊詐欺の付け入る隙

しかも犯罪組織は手口をアップデートするから、

防犯対策が講じられた尻から新しい手口で攻撃してくる

警察庁の発表では、オレオレ詐欺に始まりキャシュカード詐欺、

還付金詐欺といったよく知られた詐欺は減少傾向。

ところが、被害総額を見ると2023年は453億円、

2021年と比べると171億円も増えているとか。

次から次に新しい手口の詐欺が生まれているというわけ。

特に怖いのは予兆電話、貴金属店や行政の調査を装って

高齢者宅の財産、一人暮らしか?などの情報を収集、

対面型特殊詐欺は固定電話を使い、話題のニュースに便乗、

確定申告のシーズンは国税庁を騙り、

マイナンバーカードの普及では、マイナポイントを餌に、

クレジットカード情報、銀行の口座情報を盗み、

災害頻発時に支援金詐欺というように手口が変遷する

警察官や弁護士を騙る示談金詐欺、キャッシュカードを預かる預貯金詐欺

更に今全国では架空料金請求詐欺、

パソコンがウィルスに感染したと警告音を出し、

サポートセンター電話をさせ、電子マネーで架空料金を支払わせる。

警告音は電源を切ればもとに戻るらしい

警察を騙るキャッシュカード詐欺は芝居がかった演技で

切込みを入れたキャッシュカードを預かり、引き出すという手口。

カードはカード情報やICチップを避ければ切込みを入れても使える。

また若い人相手の闇バイトも横行、情報を判断する力は、

デジタルを駆使する若者に欠けているという指摘があ

確かに自由自在にスマホを活用している若者が情報モラルを

キチンと心得ているかといえば、そうじゃないよう

特殊詐欺を防ぐための機械警備、迷惑防止機能付き電話機

防犯カメラ+付加機能 センサーで感知したら、ヒカリで威嚇、

音で威嚇、ネットに繋いで映像を確認し、

防犯カメラのマイクで警告と言いたものまであるとか。

でもいちばん大事なのは刑事力 (デカリョク)

つまり知っていると思い込んでいるモノを疑ってみること

ファクトチェック、情報の裏付け。思い込み、先入観の排除だとか、

読みながら頷いている高齢者の自分がいた。

これは間違いなくためになる、必読です

 

P9-12

この人訪ねて

 

日本中のユニークなロータリアンを取材するこの人訪ねて

今回は、情と理のバランスで実行するマルチ活動家、

岡山東RCの平野光司会員。

森永製菓からUターンして地元の製菓会社に転職。

そこからが余人とは違う。「争うのは嫌い」な性格故に

ライバルを作らず、共存共栄を図る。問題点をそのままにしない

フードロスが気になったら廃棄される地元の果実を使って

ゼリーやフルーツスイーツに仕立ててしまう。

障害者アートに感動したら商品パッケージに採用し

アートそのものの価値を高める。

人に言えない恥ずかしいミスをしたら、相談できる仲間を見つける。

フルーツスイーツの「果実工房」、障害者アートの「ありがとうファーム」、

後進育成の「古新田大学校」は、こうして生まれた。

多士済々、ロータリーには素晴らしいメンバーが居る。

 

P13

にっぽんふうど

今回は「仁義なき広島の戦い」編、

筆者の久保田さんは、カープ熱に感染して横浜で赤ヘル応援団に、

当然ホームの広島では「広島お好み焼き」を食べる。

広島では広島はつけないで単にお好み焼きと言うらしいが、

大阪人の私には「異議あり!」お好み焼きは大阪が本場じゃい!

広島にはお好み焼き以外にも、日本一の牡蠣がある。

広島の牡蠣最近は瀬戸内レモンを搾って食べるのが流行りとか。

普通は岩に付着するが養殖牡蠣はホタテの貝殻に付着させ

竹を組んだ筏で育てるとか・・・

牡蠣通のつもりだったが知らなんだ。

P14-15

俳壇・歌壇・柳壇

P16-18

友愛の広場 FRIENDSHIP PLAZA

何か言いたい、何か書きたい、ロータリアンのためのコーナー

日頃思うことや、海外体験、感動体験、時局雑感など何でも可。

ロータリアンは結構、一家言を持った方が多い。

今月の投稿の中で我が2730地区指宿RC大重勝弘PDG

「超我の奉仕で見た子どもたちの輝く目」が掲載されている。

超我の奉仕は単なる標語ではない。

インドやフィリピンへの海外支援で日本の子どもたちに見られない

子どもたちの輝く目を見たときにそう思った、と記されている。

まさしくロータリーのマジックですよね。

 

P19

卓話の泉・私の一冊

卓話の泉友編集部に送付されたクラブの会報、週報に掲載された

卓話の中から選ばれる。回は鍼灸」

戦国時代に曲直瀬(マナセ)道三が医業を確立、打鍼法を発案した

と書かれているが、わたしの実家は江戸時代初め

大阪で道三流医術の医院を開設、300年以上続いたが

祖父の時代に廃業しているため興味をもって読ませて頂いた。

薬に頼らず身に備わる自然治癒力を引き出す。という

この医療は、将来の医療の重要な選択肢として予防医療に貢献する

と書かれている。確かにその効果は身を持って体験し理解できる。

 

私の一冊は台湾流通革命

 

P20

ロータリーあるある相談室

結構「あるあるそういう事」とか「いるいるそういう人」とかの話題は多い。

今回はロータリーでは「はい」か「YES」か「喜んで」の3択しかない。こんな自由のないロータリが存続していくのか?という問題。

シベリア抑留中無謀な要求にどうせ死ぬなら生き生きと『はい喜んで』の精神でこなした方が良い」と考えたことが始まりとか、これはパワハラだ、この悪しき考えは亡くすべきというご意見。と、考えすぎ、能力を認められての要請なら喜んで受ければいいし、嫌なら断る、そんな体質を変える勇気も必要ではないか、という大先輩の解答・・・いかがでしょうか?

 

P21

最後が「声」

友を読んで感激したり、共感したり、逆に「そは違う」と立腹したり

そうう感想を集めたコーナー