『ロータリーの友』は、国際ロータリー(RI)の認可を受け、ロータリー・ワールド・マガジン・プレス(『THE ROTARIAN』とロータリー地域雑誌の総称)の一員として発行されているロータリーの地域雑誌です。 ロータリーを語る時、ロータリーを思う時、私たちの心の中には各人にとってのロータリーが広がっているはずです。一人ひとりの読み手の生き方によって読み方が異なってよいと思います。なぜ『友』を読むのか、の答えの一つがそんなところにもあるように思います。

2024年7月11日木曜日

ロータリーの友 2024年7月号ダイジェスト

 年度最初の表紙はステファニーA.アーチックRI会長の写真。

表2にはRI会長のテーマ「ロータリーのマジック」に因んで

「あなたのロータリーマジックを募集します」

という告知が掲載されている。

ロータリー公共イメージコーディネータと「友」がコラボし

自らの体験談を思い起こさせようという企画。

他人事のようであったRI会長のテーマを、身近な体験として

引き寄せようとするものでちょっと面白い。

P5

機関誌ロータリーの友の総責任者、高野孫左衛門PDGが、

今年度RIの活動沿った「友」の編集方針

「学びとインスピレーションを提供る『友』を目指して」

解説し、最後にクラブや地区であまり理解されない友代表委員を援護

 

そしてRI会長メッセージ

ロータリーの究極の目標は平和構築であり、

そのためにはクラブが明確な行動計画とインクルージョンで

マジックを起こすことが大事、その延長線上にある平和構築の可能性を

RI会長主催の平和会議で探ろう」と呼びかけてい

 

次がThe Playmakerアーチック会長の素顔

熱狂的なスポーツファンで実家の地下室は

地元のスポーツ関連グッズで埋め尽くされているとか、

東欧からの移民の子孫でお父さんはポルカバンドのアコーディオン奏者、

彼女も彼女の親戚も歌手、歌うことが大好き

歩くより先にポルカを習ったと言う程、自らのルーツと家族を大切にしている。

子供の頃は少女探偵ナンシーに夢中でスパイに憧れ、

大学時代に数ヵ国語をマスターしFBI、CIAに応募、東欧出身のため

身辺調査が長引き採用通知が来た時にはもう別の仕事に就いていた。

キャラクターも個性的だが、ロ-タリー入会後の活動も特筆される。

ロータリーの行動計画を利用し、新しい視点でクラブ運営を見直し

楽しくて参加しやすいクラブを新設している。中でも例会を行わず

PBRナイト(Pパスタ・Bビール・Rロータリー)を行う衛星クラブは

今までのロータリーの常識を一新している。確かに楽しさを共有し、

その魅力に惹きつけられた人はクラブから離れられなくなる。

「あらがえない魅力」irresistible charm

彼女のキャッチフレーズは、こういう事なんだと理解した。

P16-21

母子の健康特集

大規模Program A labor of love 愛情が支える活動

ナイジェリアでは出産の60%以上が医療・保健施設以外で行われ

82,000人もの妊婦と新生児の母親が死亡している

財団補助金を使ったナイジェリアの大規模プログラム紹介

悲惨な寸劇を通じて安全な分娩を訴える現地ヘルスワーカー

行政との協力による持続可能な支援の実現等、

ロータリーの活動の素晴らしさに感銘を受ける

P21-39

ガバナーの横顔

34地区の新ガバナーの紹介

仲間が語るガバナーの素顔とガバナー本人に尋ねた

1 自分を表す3つの単語
2 好きな映画や本、音楽とその理由
3 最後の晩餐に食べたいもの

因みに我2730地区、笹山義弘ガバナーの紹介

ホームクラブのメンバーでRAC活動支援の立役者、

岩澤浩二会員による、「アクト魂に始まる根性野郎」

3つの単語は、意外性の男、和を以て貴しと為す、ケセラセラ

好きな映画は「男はつらいよ」、最後の晩餐はお煮しめ・・・らしい。

 

P40-43

国際ロータリー理事会、財団管理委員会、米山記念奨学会、ロータリー文庫

それぞれの代表者が年度初めのメッセージ

P44-45

PICK OUT PROJECT

スリランカで水と衛生を支援

ローターアクターとロータリアンの協働

ロータリアンだけで活動したプロジェクトとは異なる感動と満足感を得た

という報告で、ローターアクターの発想と積極的な調査・準備活動を

ロータリアンが経験と集金力で支援するというものだが、

これからのプロジェクト実現にはアクターとの共同が必須だと感じさせる。

P46-51

ROTARY AT WORK

スペースが柔軟な配分になって読みやすくなった。以前は縦組みだったが、

今の横組の方が読みやすいし、写真の取り込み方もイベント、事業の雰囲気が

伝わるチョイスで印象的になったと感じる。

2730地区からは、出水RCのロータリー奉仕デー、海岸美化活動が投稿されている。拾うだけでなく、ゴミの種類を調べるという当地区特有のプログラム

紹介されていてチョット誇らしい。

ともう一つ鹿児島西RCのクラブロータリー賞の授与式。

消滅しつつあった鹿児島の芸者文化「てこしゃせん」を復活させ、

新しい町文化に昇華させた住吉社中の踊りが紹介されている。

P52-53

指定記事 ロータリーの優先事項

「インパクトをもたらす、基盤を広げる、適応力を高める」に基づく

RI委員の応募要項

P54

ELEVATE ROTARACT

ここでRACとRCの協働効果が紹介されている

P55

NEW GENERATION

縁あってロータリに触れた若者たちの現状。

今回はR平和フェロー(ローテックス)からの寄稿

P56

パズルと詰碁

P57-58

エバンストン便り

RI理事会の動き、RIの現況(会員数、クラブ数外)とロータリー財団の現況

ロータリーの活動を資金面でバックアップするのが財団。様々な補助金、

END PORIO NOW、平和フェローもすべて財団の資金です。

関心のある方は是非お読み下さい

P59-62

諸々のお知らせ、友への応募要項もこのページです

ひっくり返して縦組みに移ると

表4 RI会長テーマ、表3 カルガリー国際大会のPR 

P4-8

SPEECH

全国の大会、周年事業のプログラムからチョイスした講演の要旨

今回は、北海道厚岸で国産ウィスキーを製造する堅展実業(株)の

樋田恵一さん。アイラ島のスモーキ-なアイラモルトに憧れ、

北海道厚岸でしか造れないウィスキーを醸造し、

「唯一無比のウィスキー」をローカルからグローバルへ広めたい

という今どき貴重な夢追い人8年で世界の品評会

「ワールド・ウィスキー・アワード2024」で最優秀賞を取った

ボーモア、オルトモア、ブルックラディ、スモークヘッドを

がぶ飲みし、ラフロエッグで仕上げる呑兵衛としては

絶対飲んでやろうと思ってしまった。

P9-12

この人訪ねて

日本中のユニークなロータリアンを取材するこの人訪ねて

今回は、日本一の山小屋の主人、松本RCの赤沼健至さん。

北アルプスの女王燕岳の日本一人気のある「燕山荘」

650人収容「コロナの影響で現在は280人」の大山小屋を始め

5つの山小屋と海外トレッキングを企画する㈲天溪を運営する

燕山荘グループのオーナー。

学生時代はトロンボーン奏者でプロクラスだったほどで

今の燕山荘名物のアルプホーンコンサートはその経歴に由来する。

山小屋といえば、汚い(特にトイレ」狭い、食事がまずい、横柄で

禁止や、注意の張り紙だらけ、というのが相場だが、

燕山荘は社長自らがトイレを掃除し宿泊客の気持ちを優先する

山小屋をきれいにしたら女性客が増えたとか

息という字は自らの心と書く、悪意を吐き出して自然を汚さない

ようにしたいと語っておられた。

 

P13

にっぽんふうど

ロータリアンが書いたエッセー、ページの色使いも優しくて

気軽にちょっとした薀蓄が学べる今回はジンギスカンにまつわる話、

独特な匂いのマトンはタレに漬け込むことで食欲をそそり、

サッポロビールが美味い。マトン(羊肉)は第1次大戦で羊毛の輸入が

できなくなったため、北街道に種羊場を開設、羊肉の調理法が研究され

ジンギスカンが生まれた。北海道の特産品男爵は、開拓使川田龍吉男爵が

海外から持ち込み北海道で育てたのが始まり、羊は勿論牛の飼育にも適した

北海道牛乳生産国内の約半分。これがバターの原料。

また、スコットランドに近い気候はウィスキーを生み、りんご産地の余市で

生産を開始。果実産地の(大日本果汁株式会社)の略称から

日果(ニッカ)になったとか・・・今夜呑みに出たら喋ってみよう。

 

P15-16

俳壇・歌壇・柳壇

 

P16-19

友愛の広場 FRIENDSHIP PLAZA

何か言いたい、何か書きたい、ロータリアンのためのコーナー

日頃思うことや、海外体験、感動体験、時局雑感など何でも可。

ロータリアンは結構、一家言を持った方が多い。

 

P20

卓話の泉・私の一冊

卓話の泉友編集部に送付されたクラブの会報、週報に掲載された

卓話の中から選ばれる。

今回は「脱水症に注意」手が冷たい、舌が乾いている、肌を押しても戻らない、

脇の下が乾く、親指の爪の先を押すと赤みが戻らない

というときは脱水症状を疑う

 

P21

ロータリーあるある相談室

結構「あるあるそういう事」とか「いるいるそういう人」とかの話題は多い。

自己中の先輩、横柄な員、理不尽な人事、そんな時、どうすればいいか?

経験豊かなPDGが答えてくれるコーナー。

P22

最後が「声」

友を読んで感激したり、共感したり、逆に「そレは違う」と立腹したり

そうう感想を集めたコーナー

 

 

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